すごい真空管アンプと適合するスピーカー

すごい真空管アンプと適合するスピーカー

真空管アンプが現在静かなブームになっていますが、最近の市販の小型スピーカーでは真空管アンプにマッチングの良い機種は少ないのではないでしょうか?
スピーカー選びの注意すべき点は大きくわけて4つと言われています。
一つ目は容積の大きいスピーカーエンクロージャーを選び、低音の再生は欲張らず、アコースティック・サスペンション方式のスピーカーを避けましょう。
位相反転型エンクロージャーなどが適し、低域限界を低くして制動した伸びのある低音傾向のものは避けた方が良いでしょう。
二つ目は高音域の帯域も真空管アンプの高音特性と関係して欲張らず、高能率のスピーカーを選定し、中音域が充実した方が、全体の周波数特性バランスを良くすることが出来ます。
三つ目に真空管アンプで駆動して期待の音量が得られるか検討する必要があります。
最後にスピーカーシステムのインピーダンスが6Ω以下では、マッチングが難しいこと。
これはスピーカーケーブルの直流抵抗の影響が大きくなり、ダンピング・ファクタの悪化につながりますので、できれば8~16Ωの製品を選ぶべきでしょう。
(ただし、最近は6Ωが標準の真空管用出力トランスや完成品の真空管アンプも発売されているので、例外もあると思います)

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