真空管のプリメインアンプとは

真空管のプリメインアンプとは、増幅素子として真空管を採用しているアンプの事です。
プリアンプはCDであれば、媒体から再生する際に微細な信号を増幅する装置です。
もちろん、信号増幅の機能だけではなく高音域・中音域・低音域をそれぞれ大きくしたり小さくしたりできるトーン・コントロールや、ステレオの左右の信号の大きさを調整するバランス調整の機能もあります。
これに対し、メインアンプは単に電力を増幅する装置です。
メインアンプには出力音量を調整するボリュームのみ唯一付いているだけの機器が一般的です。
これら二つの機能を単一の筐体に持たせたものをプリメインアンプといいます。
上記のプリアンプの持つ機能を持つため、前面にはそのような入力切り替えや音量と音質調節のボタン類が並び、背面には各種入力端子と共にスピーカー用の端子があります。
通常、増幅素子としてはトランジスタやIC等が使われます。
これは電力効率や寿命の問題で、真空管では特に寿命が短くまた、メンテナンスも非常に難しいのが現状です。
しかし真空管によって増幅された音質はデジタル処理されたものとは歴然の差があるため、特にオーディオ愛好家の中では現在も重宝されています。
ただし、現在では国内で真空管を生産することは稀で、ロシアや東欧、中国で生産され続けていた真空管が用いられる事が多くなっています。

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